秋祭り。
毎年、11月2・3日の連日に賑やかな秋祭りが行われます。
昼間は、5地区からそれぞれ、太鼓と笛を鳴らしながら山車を引いたり、獅子の噛み合わせをして、文字通り街を練り歩きます。
そして、お小遣い(ご祝儀)をあちこちでいただきます。
また、三番叟(さんばそう)という、歌舞伎と能の合いの子のような舞いが3ヶ所の神社で行われます。
3日の夜は、3地区の太鼓が商店街の三叉路に集結し、太鼓の叩きあいをします(三社揃い打ち)。
これが大迫力。
我こそが1番と思って叩く太鼓、ヒートアップした男たちが喧嘩でも始めるのじゃないかと思うくらいです。
観衆(太鼓の後の餅撒きも目当て)も詰め掛け、いつも閑散としている商店街(町)が局地的に盛り上がります。
燃え尽きるまで叩き、吹き鳴らしながら練り歩いて、各社に戻るのは夜の10時。
もう一曲、もう一曲と、終わるのを惜しみながらみんな我を忘れて最後の力を振り絞ります。
一本の映画を見たような充実感。
丁壮社の皆さん、有難うございました。