ほせり。

網元の夕食。

松崎町に来て約半年、地理、歴史、名前や人間関係などがわからないと会話についていけないことはしばしば。
そこへフッと現れる松崎弁。
ますます意味がわからない。
「ほせりせないかんから帰るわ」と言って席を立つおじちゃん。
「ほせりって何？」と聞くと、怪訝な顔。
標準語と思ってたのが実は方言ということに気付くのに時間がかかることはよくある話。
関西弁の私も、全国共通語と思ってたのがそうでないことに気付かされて驚くことが未だにある。
私の大家さんは電子辞書まで持ち出して、「ほせり」が全国共通語であることを証明しようとしたけれど、載っているはずはなく、その事実にまた驚き「信じらんない！」としばし呆然。
この「ほせり」、ご飯の準備のことらしい。
朝昼晩、関係ないようだけれど、夕飯に使うことが多いもよう。