2010年03月01日

畦切り・穴埋め・畦たたき

富士常葉大学生ボランティア

約半年間、米の生長を支える田んぼ。
石部の棚田では、田んぼの畦を毎年、手作業で、つくる。
その最初の作業が、畦切り。
前年に付けた畦(田の土)を鍬で切り落とす。
農作業に慣れない若者にとっては、それはそれは苛酷な作業。
私が初めて畦切りをした昨年は、その日の夕飯の刺身を箸で持ち上げるのもやっとで、ヨイショと茶碗に運ぶ始末。
畦を切ると、モグラやサワガニなどが開けた穴があらわになる。
田んぼの命の水が漏れないよう、近くの山から取ってきた粘土を詰め、畦を念入りに叩き、土台を固めていく。
こうして下地をつくったら、今度は田んぼに水を入れ、5月の田植え前に畦塗りを行う。
これまた水を含んで重くなった土を鍬で塗るため、大変な作業。
紹介は、4月25日に。




Posted by 棚ちゃん at 01:17│Comments(0)
 
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